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立石さま [ご近所鉄(京成電車など)]

 毎度ネタにさせていただき恐縮の極みなのですが、敬愛するCedarさんのブログ「Cedarの今昔写真日記」の最新記事「昭和の京成沿線案内図(その1)」
http://cedarben.blog.so-net.ne.jp/2012-09-10
 は、千葉で育った昭和の鉄ガキには、感涙モノの企画でありました。
 昭和30年代、京成電車の車内(駅)に掲出されていた、イラストマップというのか、絵地図というのか、当時の京成電車の路線図に沿線の名所旧跡観光地、その土地の名物の数々が描かれていて、それがまた50年以上前の「時代」を物語っています。

 詳細はCedarさんの記事を見ていただくとして、私が思わず反応してしまった「重箱の隅」的ネタ…が、記事の上から4枚目の図版、京成上野線と押上線の拡大図です。
 地図全体に盛りだくさんに描かれた「沿線名所」、なのに押上線沿線には、工場のイラストがポツンと一つだけ描かれているだけ…に苦笑してしまったのですが、よく見ると京成立石駅のそばに、小さな「立石さま」の文字が…。

 立石「さま」ってなんだよ!?

 京成立石が城東下町の呑み助の最大の「聖地」であることは論を俟たないところです。その聖なること、ヒンズー教徒のバラナシ、イスラム教徒のメッカに比肩するほどで、下町の呑み助たちは、聖地巡礼を夢見ながら日々の辛い労働に耐えている。そんなわけですから「立石」なんて呼び捨てにするのはリスペクトが足らない、敬称をつけなさい…と言われるなら、「さま」でもなんでもつけちゃいますが…どうもそういうことではないらしい。

 というわけで昨日夕刻近く、「立石さま」探しに降り立ったのは京成青砥駅。
 上野行き特急の反対ホームに停車していたのは京急新1000形。ナンバーを見るとトップナンバーで、これはひょっとして初期のジーメンス「ドレミファインバーター」搭載車?
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 発車まで数分待って、「ド~レミファソラ~」と軽やかに奏でながら発車していく1000系を見送ります(酔狂)。

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思考停止の暑さかな。 [ご近所鉄(京成電車など)]

 10日ほど前に、仕事の山は越え、さて、放置しっぱなしのブログの更新をしなくちゃ…しばらく古ネタが続いたので、どこかに撮影にでも…と思っていると、季節はずれの寒空、曇り空。パッとしない天気にお出かけを一日伸ばしするうち、急に空が晴れ渡ったと思ったら、今度は気温がうなぎのぼりに上昇。玄関を一歩出た途端、がつんと押し寄せる熱気と湿気にたじろいで、「やーめた」と家の中にUターンすることも幾度か…。
 まったく爺さんには優しくない陽気が続いております…ってブログ放置の言い訳のマクラも、おなじみになっちゃいました。

 今日も家人が留守をしているので、誰もいない2階は窓をすべて開け放ち、クーラーをつけっぱなしの1階から上がってみると、なんと室内の温度計は34度。風もほとんどなく、熱中症危険エリアと化しています。
 そんな我が家の2階から南側を見ると、隣家の屋根越しに見えるのは夏空…ではなく、こんな風景。
お隣の屋根越しに.JPG


 地元の京成八幡は、いま再開発事業工事の真っ最中。高層ビルの工事が進んで、大変なことになっている。
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 八幡小前の商店街、通称北京通りから眺める京成八幡駅に隣接した踏切(菅野5号)。その向こうには巨大なビル群が生まれつつあります。
 踏切の向こう側、古くこじんまりとした商店街が軒を連ねていた「八幡横丁」は跡形もなく姿を消し、私が子供の時分には八幡のランドマークだった「京成百貨店」も解体され、跡地には超高層ビルが次第に形を整えつつあります。

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「春まつり号」走る [ご近所鉄(京成電車など)]

ご無沙汰しております。

 今年に入り、ブログの更新も滞りがち…というか、更新ストップ既に50日を超え、3月は一度も更新しないまま、明日からはもう4月であります。
 おかげさまで、仕事のピークは乗り越えたのですが、どうにも復帰のキッカケが掴めない…ネタがない…と思っておりましたら、京成&北総鉄道が格好のネタを提供してくれました。

 3月31日、今日ですが、千葉ニュータウン中央で行われる「ほくそう春まつり」にあわせ、臨時電車を運転する、というのです。しかもそれが、京成の八千代台始発、千葉ニュータウン中央行き。直線距離なら10キロ余りの区間を、はるばる京成本線を上り、高砂で折り返して北総線を千葉NTに向かうという酔狂(!?)な設定です。
 さらに車両は北総9100形C-Flyerを使い、一般特急として運転する、というのであります。
 …ということは、地元の京成八幡にも停まる、ってこと!?
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 これは撮らないわけにはまいりますまい。

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貨物列車を待ちながら~新金線と京成電車 [ご近所鉄(京成電車など)]

 先週はモノサクで、久しぶり(ン十年ぶり)の国…もといJRの線路際を楽しんだのですが、帰ってからなんとなく食い足りなさが残っている。出かける前は、撮れればいいなぁ~、なんて謙虚に構えていたはずの「鹿島貨物」を案の定撮り逃がしてしまった(シャッターは押してるんですが)のがその理由。どんな餌にも食らいつく「ダボハゼ鉄」気質、久しぶりに見た国鉄型電機、その逃したサカナ、じゃない餌があきらめきれないようで…。
 運休が多い貨物の撮影が難しいのは百も承知…ネットでググれば、貨物のダイヤは見つかるのですが、調べ方が悪いのか、あるいはダイヤそのものが変わっていないのか、2年前の2010年3月改正のまま。幸い「鹿島貨物」は総武線を走っているわけだから、地元の本八幡駅で待っていれば、大雑把なダイヤは掴めるのでしょうが、この寒空に殺風景(あえて言う)な高架駅で長時間待っているのもイヤだなぁ…なにしろ年をとると堪え性がなくなっていく(横着)。

 そうだ、いいこと考えたっ。いつ来るかわからない貨物列車を、ただじっと待っているんじゃなく、他のことをしていりゃぁいいんだ…ってヒラメキに身を任せ、やってきたのが、こちら、京成高砂の駅です。
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 スカイライナーの向かう先には中川放水路の鉄橋。その手前、川の土手にそって、JRの金町と新小岩を結ぶ新金貨物線が走っています。「鹿島貨物」は武蔵野線から常磐線に入り、金町からこの新金線を抜けて新小岩、そこで方向転換して総武線を下っていく、らしい。なので、この辺りで総武線に入る前の「鹿島貨物」を待ちかまえ、さらにその間京成電車を撮っていれば一粒で二度美味しい、鉄壁のリャンメン待ち作戦、というわけです。

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雪の日は二度美味しい~京成八幡 [ご近所鉄(京成電車など)]

 昨晩は夜になって降り始めた雪に、ついついコーフンして深夜の京成八幡界隈を徘徊。まったく還暦超えして久しいのになにやってんだか…でありますが、夜が明ければもうひとつのお楽しみ。
 列島南岸の低気圧が通過した後は、青空が広がる…というのが通例。雪化粧した街並みと、その中を走り抜ける京成電車、3300形が撮れればさらに美味しいなぁ…なぁんてことを考えながら布団にくるまった昨晩。そして今朝。

 雨戸を開ければ、雪は未明にやんだようで、空はすっきりと晴れ渡っている。確かブログを始めた一年前にも、こんな状況下、ご近所の京成電車を記事にしておりますが、その時と今と違うのは「京成4連の運用」を押さえてる、ということ。

 いえ、そんな力みかえることじゃないんですが、マイフェイバリットの京成3300形、いまや4両編成が8本残るだけ…の中で、とりわけ赤電塗色の3324Fは雪景色に映えそうだよなぁ…撮りたいなぁ…と思っていたわけです。共通運用となる3500形未更新車4編成と合わせ、12編成ある4連組の中で、午前中に地元京成八幡を通るのは6編成。その中に「赤電」が含まれているかは、出たとこの運勝負…なのですが、果たして首尾よく「雪景色の赤電」をゲット出来ますやいなや…。

「午前中に地元京成八幡を通るのは6編成」の4連編成を、確実に捉えるためには、午前8時前後に相次いで下っていく「53」「59」運用を押さえなければなりません。この2本はラッシュの逆方向の下りに運用され、そのまま宗吾の車庫に入庫したあとは今日のお役目御免、の運用なので、これに目的の車両が充当されていた場合、一日待っても空振りとなります。
 なので、7時半には家を出て、アイスバーンと化して滑りまくる八幡の路地を線路際へと…。凍りついた線路際の道を、通勤客が急ぎ足で駅へと向かっています。
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待望の雪景色~京成八幡 [ご近所鉄(京成電車など)]

 当地では、先週金曜日からずっと冷たい雨が降り続き、ここまで寒いならいっそ雪になればいいのに…なんて思う気持ちとは裏腹に、今日も一日冷たい雨が降る。
 仕事を終えて風呂に入り、夕飯…の前に、降雪の可能性もあり、との天気予報の御託宣が気になり外を覗いてみると、おっ、雪が降っている。
 かねてから、もし夜になって雪が降る日があったなら是非とも試してみたいことがあった。かなり前だけど、鉄道雑誌のフォトコンで入賞した作品。東急線だったかな? 踏切に隣接した駅を発車する電車、空からは白い雪、それが水銀灯の照明に照らされて、まるで真昼のように鮮やかに捉えられている…すいません、本屋での立ち読みなもので、よくは覚えてないんですが…。
 似たシチュエーションなら我が家の近くにもあります。これは出かけて行かないテはないゾ…。
 「湯冷めするわよ」と呆れ返る家人を無視して、ヒートテックの上下で完全防備を整えて、いざ出陣です。ものの50メートルも歩かぬうち、普段履きのウォーキングシューズには水が沁み込んできて、しまった、長靴にすれば良かった…なんて思うも後戻りはききません。一路京成八幡駅の踏切へ。
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 これが今から一時間半ほど前のこと。以下ろくすっぽ写真のセレクトもしておりませんが、ブログならではの速報ネタということで、撮影した写真を御覧くださいませ。


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京成電車で初詣 [ご近所鉄(京成電車など)]

 明けて2012年。
 年は変われど昨日の今日、いきなり人格性癖趣味嗜好がガラリと変わるわけでなし、年初第一弾はあいも変わらぬ京成ネタでご機嫌を伺います。題して、
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 京成電車がその成り立ちから、東京東部~千葉方面の著名な寺社への参拝客を、収益の柱として当て込んでいたというのはよく知られた話です。
 1912年、押上から開業した最初のディスティネーションが柴又(帝釈天)、その後も市川真間(真間山弘法寺)、中山(法華経寺)、船橋(大神宮)、そして1926年、本来の目的地・成田(新勝寺)と、延伸の歴史は常に近くに著名な寺社のある場所を区切りとし、インターアーバンならぬインターシュライン、インターテンプルの性格を持っていたのであります(我ながら強引…)。
 まぁまぁ、ともかく京成の沿線には結構な神社、お寺が数多くあり、2012年の最初の日は、京成電車で初詣のハシゴをしてしまおう、というわけです。初詣のハシゴなど邪道…とのお叱りは覚悟の上、なにしろ神頼み、ホトケ頼みしたいことが山ほどある新年なのです。

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年の瀬に~京成八幡 [ご近所鉄(京成電車など)]

 生涯、忘れることはないだろう2011年も終わろうとしています。
 ここ数日は、自分の仕事部屋に2日、コモンスペースに2日、大掃除に追いまくられておりました。狭い我が家、なんでそんなに時間がかかるんだ、って話ですが、普段どんだけ掃除をサボっているかってことですね。
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 年内最後の更新、あいも変わらぬ地元・京成八幡の写真でご機嫌を伺います。最初がそうだったから、シンメトリーを意識して…なぁんてことはまったくなく、ただお出かけする暇がなかっただけ。片付け、掃除もようやく一段落した今日の夕方、いつもの散歩コースです。

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藤崎台駅を探しに…(サワリだけ) [ご近所鉄(京成電車など)]

11月26日土曜日のこと。
 高根木戸駅前17時集合という飲み会がありまして…ええ、新京成の高根木戸です。
 久しぶりに新京成に乗れる…んだけど、ただ直行するのは芸がない。そこで思い出したのが、この写真。

 昭和39~40年頃の新京成電車です。走ってきたのは「鎌ヶ谷大仏」行きの行き先札をぶらさげた300形。京成初期の木造車、33/39形を鋼体化改造した車両で、200形などに類似の顔つきをしていますが、全長は14メートル。この頃には京成から16mの100形や17mの2000形車が転入して主力となっていた新京成にあって、ひときわ小型の2扉車です。
 撮影したのは藤崎台-前原間。えー、藤崎台なんて駅、新京成にはないぞ、と若い方に突っ込まれそうですが、この頃には確かにあったんですよ。
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 その前に…写真の手前に写っている線路。これは新津田沼に行く線路です。電車が走っているのは、京成津田沼から来る線路。この当時は前原から単線並列で走ってきた2本の線路がこの場所で別れ、それぞれ新津田沼と京成津田沼に向かうという線形でした。現在は前原-新津田沼-京成津田沼は(ぐねぐねとカーブを描いてはいるけれど)一つながりの線路になっていますが、1968年(昭和43年)まではこんな形で運行していたわけです。
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 前原方面から来ると、直進する形で京成津田沼に向かう線路の途中にあったのが藤崎台駅。実はこの駅、藤崎台を名乗る前は(二代目の)新津田沼駅(因みにいまは四代目)であった…なんて話を書き出すと、わけがわからなくなるので省略。いずれにせよ、このあたり、新京成開業の1947年から20年ばかりの間に、めまぐるしい線路の変遷があったのです(2度の改軌もありましたね)。

 ともあれ…京成津田沼-新津田沼-前原が一気通貫になったことで打ち捨てられた藤崎台駅、その近辺は、いまどうなっているんだろう? と飲み会前にちょこっと歩いてみようかと思い立ったのでありました。(前置き長いっ!)

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京成千葉線探訪…のはずが [ご近所鉄(京成電車など)]

 一時はしつこいくらい京成ネタを取り上げていた弊ブログですが、9月以来すでに2ヶ月ほど京成電車の話題とはご無沙汰であります。
 確かに、9月に「節電ダイヤ」が平常に戻って以来、「あれっ!?」と思うような事態には遭遇していません。夏には頻繁に見かけた3050形も、ウチの近所じゃサッパリ見かけなくなったし…。
 されど、目新しい話題がないからといって、線路際に立たずにいると、やっぱり出てくる禁断症状。
 出戻り鉄の分際で、自宅からチャリで行ける市川市内だけでわかったふうなことを言っている場合じゃない。ここは己が「京成愛」を一層深化さすべく、新たな撮影地を開拓する時期である! となにやら力み返っておりますが…なに、たまにゃぁ違った場所で撮りたい、ってだけのことなんですが…。
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 ではどこへ行くか? 真っ先に思いついたのは京成千葉・千原線です。ここは以前、京成の4連編成の運用を調べた時に、朝の時間帯は4連が4編成も入ることがわかっている。3500形未更新車4本、3300形8本の4連編成のうちの4本が入る、ということは、大好きな3300形に遭遇するチャンスが大きいということですし、それがリバイバルカラーであれば、さらにいうことなし。
 京成千葉・千原線に行くとなると、いろいろ狙ってみたいものがある。3300形の並びなんて撮りたいよなぁ…そうだ、千原線は単線だから、交換駅で3300が並ぶなんてのもアリじゃない? 新京成のタヌキと3300の並びもいいよなぁ…でも、何時にどこの駅で? そうだ、コレがあれば便利!とダイヤを描いちゃいました(朝の時間帯だけヨ…)。
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 見づらいですが、赤い線が4連運用です。4連はB51、B53、B55、B57の4本が朝5時すぎから6時半前までの間に相次いで津田沼を出庫、終日線内運用に就くB53を除く3本は、ラッシュが終わる頃までに入庫、あるいは本線運用に転出します。9時半すぎに現れる青い線は、新京成からの乗り入れ電車。今回は6連運用の電車も全部書き込みました。
 出来上がった線の交わりを眺めつつ、「6連はどーせ3000形だから、ここは移動に使って、ここんところでこんな写真を…」なぁんて妄想を膨らましていた昨晩…。

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