新幹線リレー列車 [番外]

旧友F君から届いたメールに添付されていた画像。

 今日、11時、福島駅。
 日帰りで仙台出張の途上、福島止まりの新幹線から乗り継いだのがこの列車のようです。
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 583系、頑張ってるんだ。

 行きは白石停車のみで1時間3分、帰りは「東海道線のお古のような4人がけベンチ椅子の混じった電車で各駅停車1時間14分」という旅だったようです。

 鉄分皆無のF君のメールから、帰りに乗った車両がなんだったのか、想像するのもちょっと楽しい…。

仕事が詰まっていて、まともな記事更新ができません。今宵は借用画像にて失礼します。

漫画 「カレチ」 [番外]

 結局実施はされませんでしたが、計画停電が夜のシフトとなっていた(今時点では)昨晩、鉄道関係の雑誌を手がける編集プロダクションの若き(といってももう五十路)友人、Y君に呼び出され上京。久々に痛飲して午前様であります。
 原発の動向からその近くを走る常磐線の今後まで、話題は尽きることがなかったのですが、終電も近くなり、帰り際、「これ、読んでみてくださいよ」と手渡されたのが一冊の漫画単行本です。
 漫画の単行本なんか、手に取るのは何年ぶりか…とおもいつつ、パラパラと中身をめくりだすと、これが面白い。いい年をした爺さんが、四谷から本八幡までの終電の中で人前はばからず読了してしまいました。

 池田邦彦著 「カレチ 1」(講談社モーニングKCコミックス)
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 カレチとは、当ブログを御覧頂く皆様にはいまさらですが、長距離列車に乗務する客扱い専務車掌のこと。昭和40年代、大阪車掌区に所属する新米車掌が主人公。「コミックモーニング」に不定期連載された読み切り連作を収録したものです。
 端的に言えば、「コミックモーニング」お得意の職業人情話。絵だってけっして上手いとは思えないのですが、私自身の鉄分をくすぐるプロット、ディテイール。懐かしさを感じながらストーリーに引き込まれていく、という作品群です。
 各編の背景に登場するのは、583系485系(貫通路つき)特急「白鳥」
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20系客車の「あかつき」、EF58が牽引する「桜島」 485系の「雷鳥」…
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 などなど。
 巻末には作者のデビュー作となるのか、54回ちばてつや賞を受賞した「RAIL GIRL~三河の花~」(これは旧国華やかなりし飯田線が舞台)も収録されています。
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 まったく予備知識なく読み終えた第一巻ですが、発売されたのは09年の12月、一年以上前ですね。なんでこんな前の本、Y君は勧めたんだろう? 帰宅後ネットで調べたら第二巻が3月23日に発売になっておりました。
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 あれ? これじゃ新刊本の宣伝では? Y君にハメられたかな…。ま、いいや、面白かったから。

追記: 正直なところ著作権とのかかわりと引用の許容基準がよくわかりません。かってに私的に印象的なカットを掲載してしまいましたが、著者及び講談社関係の方で「コレは行きすぎだ」という部分がありましたらご指摘ください。すぐに削除いたします。

JAL747-400退役 [番外]

 夕刊を広げてびっくりしてしまったのですが、JALの747-400が今日、最後の運行を迎えるということです。ラストフライトはホノルルからのJAL075便、成田13:25着。
 一年前に経営破綻したJALが、再建計画の一環として燃料効率の悪い747-400を退役させる方針、ということは知っていたけれど、ええっ、もう? が正直なところで、あれだけたくさんいたJALの747の、最後の一機が最後の瞬間を迎えるのが今日、というのがにわかには信じられません。
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 とはいえ…そうなんだ、いなくなっちゃうんだ。747。JALが鶴丸を復活させたその日に…。

よろしければ続きをどうぞ。


でっかい都電案内図 [番外]

 冬から春へと季節が移り変わりつつあるせいなのか、このところ1月のカラカラなピーカンはどこへやらの、はっきりしない天気が続き、なかなかおでかけモードになりません。今回も家の中だけでなんとかなるネタでご勘弁願います。
 今日、2月22日発売の朝日新聞出版刊『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄01 東京都交通局』編(長い…)を手にしましたら、巻末に「昭和37年10月現在」の都営交通の『電車案内図』が綴じこみ付録についていました。
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しかもデカい! 
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広げると65☓45センチ、私の机の上では広げられません。
 この手の案内図は、過去にも都電関係の書籍になんどか収録されていると思うのですが、いかんせんサイズが小さすぎて、老眼鏡だけではどうにもならず、ルーペで拡大してようやく電停の名前が読める程度、このサイズなら肉眼でも読み取れます。
 昭和37年10月というと、まだ14系統杉並線も健在、
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半蔵門から九段上に抜ける番町線も残ってます。
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黒門町、旅籠町、松住町、大塚仲町、初音町、蓬莱町、今井町、竜土町、材木町…神田近辺やや文京区、六本木近辺に見られる「消えてしまった町名」の電停名も懐かしいですね。
 都営地下鉄浅草線は人形町まで開通しています。
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 この『電車案内図』だけで390円(創刊号だけの特別定価のようですが)の価値は十分にあると思うのですが、いかがでしょうか?
 ところで、曖昧な記憶で申し訳ないのですが、この手の「全線案内図」、当時の都電に掲出されていましたっけ? 運転台の背後の幕板に掲出されていたのは、当該営業所関連の路線図だけだったような気がするんですが…。

 ……だけで終わるのもなんなので、なにか関連する写真でもないかと漁ったのですが、37年だと私は小学生、都電の写真は撮った記憶がないし…ということで、無理やりですが、「人形町」の方向幕を出した営団日比谷線3000系の写真を…。
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 左側にDRC「きぬ」が写っているので北千住駅ですね。いちおう前面部分を拡大…。
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 「都交の雑誌の紹介なのに、営団の車両を載っけてどうすんだよ?」……そうですよねぇ…。都交5000系の「人形町」行きの写真もあるにはあるんですが、ネガ傷酷いし手ぶれしまくりだし……じゃ、サイズ小さくして…。
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 あーやっぱり恥ずかしい。

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