でっかい都電案内図 [番外]

 冬から春へと季節が移り変わりつつあるせいなのか、このところ1月のカラカラなピーカンはどこへやらの、はっきりしない天気が続き、なかなかおでかけモードになりません。今回も家の中だけでなんとかなるネタでご勘弁願います。
 今日、2月22日発売の朝日新聞出版刊『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄01 東京都交通局』編(長い…)を手にしましたら、巻末に「昭和37年10月現在」の都営交通の『電車案内図』が綴じこみ付録についていました。
02表紙.JPG
しかもデカい! 
01地図全体.JPG
広げると65☓45センチ、私の机の上では広げられません。
 この手の案内図は、過去にも都電関係の書籍になんどか収録されていると思うのですが、いかんせんサイズが小さすぎて、老眼鏡だけではどうにもならず、ルーペで拡大してようやく電停の名前が読める程度、このサイズなら肉眼でも読み取れます。
 昭和37年10月というと、まだ14系統杉並線も健在、
04荻窪線も.JPG
半蔵門から九段上に抜ける番町線も残ってます。
03青山線も.JPG
黒門町、旅籠町、松住町、大塚仲町、初音町、蓬莱町、今井町、竜土町、材木町…神田近辺やや文京区、六本木近辺に見られる「消えてしまった町名」の電停名も懐かしいですね。
 都営地下鉄浅草線は人形町まで開通しています。
05地下鉄は人形町.JPG

 この『電車案内図』だけで390円(創刊号だけの特別定価のようですが)の価値は十分にあると思うのですが、いかがでしょうか?
 ところで、曖昧な記憶で申し訳ないのですが、この手の「全線案内図」、当時の都電に掲出されていましたっけ? 運転台の背後の幕板に掲出されていたのは、当該営業所関連の路線図だけだったような気がするんですが…。

 ……だけで終わるのもなんなので、なにか関連する写真でもないかと漁ったのですが、37年だと私は小学生、都電の写真は撮った記憶がないし…ということで、無理やりですが、「人形町」の方向幕を出した営団日比谷線3000系の写真を…。
06日比谷線人形町行き.jpg

 左側にDRC「きぬ」が写っているので北千住駅ですね。いちおう前面部分を拡大…。
07アップ写真.jpg

 「都交の雑誌の紹介なのに、営団の車両を載っけてどうすんだよ?」……そうですよねぇ…。都交5000系の「人形町」行きの写真もあるにはあるんですが、ネガ傷酷いし手ぶれしまくりだし……じゃ、サイズ小さくして…。
08都交5000.jpg

 あーやっぱり恥ずかしい。
nice!(3)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 1

む〜さん

昨日、この本、入手いたしました。大型の都電路線図は素晴らしい付録です。
7頁に亘る「追憶の都電」という写真集のページが素敵です!
by む〜さん (2011-02-24 19:38) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

浜川崎1965年ご近所空撮!? ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。