自宅航空管制室 [番外]

一昨日の朝、自宅で遅めの朝食をとっていると、頭の上から賑やかな音が聞こえてくる。羽田空港へアプローチしていくヒコーキの発するサウンドであります。行政的には「航空騒音」なんですが、この音が嫌いでない私には、ぜんぜん「騒音」ではない。
 千葉県市川市の我が家から、羽田空港までは直線で20キロあまりでしょうか。羽田に着陸するヒコーキは、このあたりではかなり高度を下げており、おそらく飛行高度1000メートルほどで、エンジン騒音が著しく少なくなった昨今のヒコーキとはいえ、けっこう賑やかに通過していきます。

 さっそくPCを立ち上げ、このところずっぽりとハマっているWEBページを開く。
http://www.flightradar24.com/
 世界中のヒコーキのレーダーで捉えた飛行状況を、リアルタイムでマップ表示するというこのサイト。ヒコーキファンにとっては、まさに夢のようなサイトなのでありますが、詳しい説明は後回しにして、まずはマップを自宅近辺にフォーカスしてみます。
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 ちょうど鎌ヶ谷市と市川市の境界あたりで、一機のヒコーキが羽田に向けて旋回を終わったところ。(赤いヒコーキマーク)画面左下、黄色いヒコーキのアイコンがぐちゃぐちゃとあるあたりが羽田空港。
 このヒコーキは全日空ANA294便。鳥取空港を発って日本列島の太平洋側を東進、房総半島を縦断する形で北上し千葉市上空を通過、千葉ニュータウンの辺りで西に進路を変え、さらに鎌ヶ谷市上空で左旋回、羽田空港B滑走路に、一直線で向かう針路に乗ったところです。緑色の航跡は既に通過してきた飛行ルートで、赤の直線は私が書き加えた羽田空港へのルート、赤の×印は私の自宅の位置です。

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灼熱シリーズ!? ここはどこ? [番外]

 高校時代の友人で、今も現役で世界を股にかけるビジネスマン、仲間内では「島耕作」の異名を持つF氏からメールが届きました。
 文面は、「おはようございます。見たことある?」とそっけないけど、画像ファイルが添付されている。
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 朝からクイズですか(笑)。ホテルの部屋らしきところから(窓が汚いなw)見下ろしたような写真。機関車と客車が写っている。む…なにかヒントが隠されているのか?
 ふと画像を拡大してみると、左上、機関車の上辺りの路地に、黄色い屋根のミゼットタイプのクルマが停まっている。
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 なぁんだトゥクトゥクがいるじゃん。ならばこの場所はタイ。

「バンコクはマッカサンの構内を見下ろせる高層ホテルからのショットかしらん。今回はバンコク出張?」なぁんてメールを返しておいたのでした。

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到来ものですが…暑中お見舞い。 [番外]

お暑うございます。
 月が変わっても変わらぬ暑さに、すっかり引きこもりを決め込んでいる毎日。
 せめてブログで、「涼」をお届けしたいと思うのですが、生憎そんなネタが見つからない…なんて思っておりましたら、畏友・higeraman氏経由で涼し気な画像の到来物が…。
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 ステンレスの車体が涼し気なタイ国鉄の客車。こんな高圧洗浄車で武装して、ソンクラーン=水かけ祭りに参戦してみたいものです。
 もう一枚、
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 こちらの画像は、タイ友の「まろピー」氏が、ネタ不足の拙ブログを見るにみかねて、お送りくださったもの。数日前まで訪泰なさっていたようで、鉄分ゼロなはずの「まろピー」氏、まさか鉄目当ての旅…のはずはないけれど、楽しげな鉄ネタが満載です。
 今回は自前ネタゼロ。「まろピー」氏撮影の、直近タイ国鉄画像で、暑さを吹き飛ばして下さいませ。

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旧聞三題 [番外]

昨年11月「校庭の機関車、工場の機関車」と題してご紹介した和光市の学校の校庭に保存されている蒸気機関車C1285。その近況の写真が、higeraman氏から送られてきました…っていっても、メールの日付を見ると、なんと3月末のこと…。
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 せっかく画像を送ってもらいながら、すっかりほったらかしにしっぱなしで…。
 遅ればせながら、ご紹介かたがた、あわせてちとタイミングを失してしまった近況をご報告させて頂きます。

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九鬼谷に行きたかったよ~畑中純さんを悼む [番外]

 数日前のことになりますが、たまたま朝刊の訃報欄が目にとまりました。

 漫画家の畑中純さんが亡くなったんだ…。

 畑中さんといえば「まんだら屋の良太」。
 30年以上前、当時勤めていた会社の後輩に教えられ、読んでみたところやみつきになり、気がつけば単行本が52冊(じつは53巻あるらしい)を読破していました。
 若いころは、比較的漫画の単行本はよく買っていましたが、その後何度か転居を重ねるうち、自然と「断捨離」されてしまい、今も残って私の本棚の一角を占めているのは「まんだら屋の良太」だけ、となりました。
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 舞台は北九州、小倉から南に下った山の奥の、架空の「九鬼谷温泉」を舞台に、主人公の高校生たちと、それを取り巻く人々の艶笑譚…と書きましたが、くすぐり程度のお色気、なんてものではなしに、かなりあけっぴろげな性が描かれています。

 86年にはNHKの銀河テレビ小説で放映されたこともあります。NHKということで、期待せず…というより、お茶の間で見られるNHKのドラマで、お色気レベルの話しでなく、「性描写」を期待するのは所詮無理な話で、やっぱりダメでしたね。
 「性」を通して人間を描く…なんていうとわかったふうですが、ポルノと紙一重の描写…を突き抜けた先の、人情や哀歓、叙情やダイナミズム、涙や笑い、リアリズムやファンタジー、そうしたものがないまぜになって昇華しているのが、この作品の魅力なので、入り口を取っ払っちゃうと、なんだか気の抜けたビールみたいになってしまうのであります。

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matsu#4氏の被災地レポート [番外]

maipenrai敬白
 ごく私的な契機で始めたブログですが、友人たちが折にふれて写真を送ってくれます。
 ありがたいことです。
 今回も、私より10歳以上若い友人matsu#4氏が送ってくれた画像です。
 彼は鉄分皆無の現役バリバリの会社員、頚椎ヘルニアという私と同じ持病持ちの彼が、6月末、休暇をとって宮城県へボランティアとして出かけました。その時に撮った「多少鉄分のある」私宛に写真を送ってきてくれました。余計なコメントは不要だと思います。ファイルネームだけでご紹介いたします。

仙石線はこの駅で折り返し(#松島海岸or高城町駅)
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野蒜駅汚れた駅名標に残るライン
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野蒜駅のその先
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野蒜駅壊された券売機
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多賀城仙台港の瓦礫01
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多賀城仙台港の瓦礫02
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仙台臨海鉄道
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荒浜海岸
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バッタを見た
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 間もなく震災、津波から4ヶ月。遅々として進まぬ復旧そして復興…この期に及んでも、通りいっぺんのコメントしか出来ない自分がうとましい。

1998年2月香港・北角から九龍城へ [番外]

 北回帰線を超えた亜熱帯だというのに、やたらと肌寒かった1998年冬の香港。確かこのときは登山電車・ピークトラムに乗ってビクトリアピークに登ったあと、山麓駅から金鐘の電車通りに出て二階建ての路面電車・トラムで香港島東側の「北角」に向かったんだっけ。
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 「北角」、電車の方向幕には「North Point」と欧文表記されている。香港島が対岸の九龍をへだてるビクトリア湾に向かってちょっとせり出している、その先端にあたる下町ムードあふれた賑やかな街です。

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higeraman氏のタイ・レポート [番外]

高校時代から40年来の畏友(悪友)、higeraman氏が9日間の日程でタイ、ラオスを訪問、帰国した氏からメールとともに画像が送られてきました。もとより完全非鉄である氏が、かの国の鉄道写真をわざわざ撮影し、送ってくれたということは、「maipenraiちゃん、ブログのネタに困っているようだから使っていいよ~!」というありがたい心遣いと理解し、ここにご紹介させていただきます。
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 なお、higeraman氏のコメントは青字、黒字はmaipenraiの補足コメントです。一部風紀紊乱の恐れのある表現は伏字に、またはmaipenraiが創作・脚色(笑)を加えております。

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線路の終わりは?~筲箕湾 [番外]

 もう10年近くご無沙汰ではありますが、香港に行くと2階建てトラムに乗るのが楽しみでした。香港島の北岸を西は堅尼地城から東は筲箕湾まで13キロ。トロトロと走る路面電車~とはいっても、ビジネスや観光で香港を訪れる人が、香港島で用のあるところといえば、ビジネスセンターの中環から金鐘、ショッピングなら湾仔~銅鑼湾のあたりまで。急ぐときは地下鉄も走っていますので、私も例にもれず、その辺りの狭いエリアをチョイ乗りする程度で楽しんでいました。
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 2000年に訪問したときのこと。一人で数時間時間を潰す機会がありました。ホテルのある九龍側からスターフェリーで香港島に渡り、中環の電車通りに出て、そうだ、トラムの終点まで行ってみよう…と。西の堅尼地城、東の筲箕湾。どちらでもよかったのだけど、乗りでのあるのありそうな筲箕湾行きの電車に乗って終点を目指します。
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トゥクトゥク [番外]

 連休疲れ、五月病、マンデーシンドローム…そんなこんなが一気に襲ってきたようで、さっぱり気合が入らない今日この頃。こういう時は無理をせず更新をサボっちゃったら? と耳元で悪魔がささやくけれど、ここでサボったら下手すりゃ一週間ぐらい放ったらかしにしそうな予感。
 こんな気分にぴったりくるユル~いネタはないものか?

 そりゃぁなんてったってタイ・ネタでしょ…というわけで、子供から爺鉄まで(!?)、みんな大好きタイの3輪タクシー、トゥクトゥクでご機嫌を伺います。
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